狼の挽歌 デラックス版 DVD オフィシャルブログ
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マスターを探せ!(最終回) PALマスター新時代到来!
 NTSCマスターは、無事手元に届きました。ランニングタイムも109分となっています(あちらは秒は切り捨てなので)。しかし、まだ不安は残ります。

 ラボの担当のマックスは、「パーでんねん」のポーズで自分の写真をメールしてくるような、ひょうきん好青年だったけど、ちゃんと仕事をしてくれているか心配だわん。

 スタジオで早速再生してみることに。

 …ん?

 …んんん?

 …んんんん?

 …ぬ、ぬわんじゃこりゃ~!!


 おっそろしく画質がイイ(゚◇゚;)!!!  (トラブルを期待していた方、ごめんなさい)

 あまりのクリアさに、オペレーション担当の方も興味津々で、コマ送りで画質をチェックしはじめるほど。冒頭のカーアクションを再生してもらいますが、PAL変換特有の残像は一切発生せず。もちろん、音声もおかしなところはありませんでした。マックス、本当にありがとう! 疑ってスマンかった!!

 というわけで、110分の「狼の挽歌デラックス版」を、無事発売することができました。画質・音質は、DVDをご覧いただいた通りです。

 それにしても、PALマスターの変換に革命が起こってしまいましたね~!

 今後は、「PALマスターの変換により本篇ランニングタイムが短くなっていますが、カットはありません」のような注意書が、ジャケットから無くなるかもしれません。

jacket
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マスターを探せ!(その5) 非常識な提案
 ウィリアム・ラスティグ氏の提案とは、以下でした。

「PALマスターをNTSCに変換すると同時に、元のランニングタイムに伸ばす!」

 それ、ダメだと思うよ、ビル…

 PAL方式は25フレーム/秒で、NTSC方式は30フレーム/秒です。通常の変換作業では、1秒間に25フレームで再生されているものを30フレームにするので、アクションなど動きの激しい場面では、輪郭がぼやけて残像のようなもの出ます。

 そして、本コーナーで前にも説明しましたが、PAL圏の映像マスターは1秒間25フレームで、フィルムからのテレシネの場合、1秒につき1/24秒ずつ短くなります。ラスティグ監督の言うように、ランニングタイムを元のランニングタイム=フィルムの上映時間に戻すには、PALマスターの1秒分を、(1+1/24)秒としてNTSCに変換しなければなりません。通常の変換でも残像が出るのに、さらに引き伸ばせば、残像どころか、画質がさらに劣化するのは確実です。音も伸ばすので、こちらも影響がありそう。

 「いや、大丈夫だ。AnchorBayのDVDのマスターも、そうやって作ったんだ」

 え? いま、なんつった?

 「権利元がネガからテレシネしたPALマスターを、こちら(アメリカ)のラボで徹底的にレストアし、それを元の上映時間に伸ばして変換した。修正済みのPALマスターとNTSCのコピーは、そのとき権利元に戻した。だから、PALマスターを出してもらえれば、こちらのラボで元の上映時間のNTSCマスターを、もう一度作ることができる。画質や音質が心配なら、AnchorBay版DVDか、BU社版のDVDを見てみればいい

 はい、見てみます。

 BU社のDVDの画質・音質は、全く問題ありません。アクションシーンでも映像の残像は出ず、エッジもシャープなまま。通常のPAL→NTSC変換した画質どころか、どうみてもNTSC用にテレシネしたマスターとしか思えません。

 「で、どうすんの? 作業は3営業日ほどでできるけど」

 お願いしますm(_ _)m

 権利元からPALマスターを、指定のラボに送ってもらうと、5日後にNTSCのデジベが到着しました。

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マスターを探せ!(その4) それやっちゃオシマイでしょ!
「結論として、110分のマスターは持っていないことが判明しました」
これが権利元からの返事でした。

 というわけで、前回の伏字の答え。
『もしかして、オリジナルマスターを上書きしたんじゃないのか!?』

 大正解でした…

 いまさら困る、ということで、権利元からアメリカのBU社に、NTSCマスターを貸してくれるよう頼んでもらいました。すぐさま、BU社の代表であるウィリアム・ラスティグから返事が。なんと、あの「マニアック・コップ」の監督ですよ! ホラー映画の重鎮監督のひとりと、メールでやり取りしていることにちょっと興奮(^^

 いや、そんな場合ではありません。早速マスターの件を依頼すると、「ウチはDLT(DVDを製造するためのマスターで、テープに収録されたもの)しか持っていない。NTSCのマスターテープは、多分AnchorBayが持っていると思う。けど、探すのに早くて1ヶ月だニャ」との回答でした。

 いや、それじゃ発売日が遅れるってば。

 ちなみに、ラスティグ氏はもともとAnchorBay社に属していて、独立してBU社を立ち上げました。BU社がAnchorBayで昔発売していた作品を引き継いで販売しているのは、そういった背景もあるわけです。

 発売スケジュールに間に合わないので、必死に食い下がると、やがてラスティグ氏から「これがベストのアイディア」と提案がありました。ところが、それを聞いて仰天! 

 PALマスターをXXXXXXXすると同時に、XのXXXXXXXXにXばす!伏字多すぎ)

 …いったい、そんなことが可能なのか?

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マスターを探せ!(その3) 意外な落とし穴
 字幕制作会社からの電話…それは地獄からの招待状だった!

「あのう…マスターが106分しかないんですけど…」

 え? いや、この前VHSを確認したらちゃんとエンドクレジットが終わったところで109分を超えていたよ。

「いえ、106分で一旦終わって、数秒後に警官が屋上に現れるシーンからもう一度エンドクレジットが始まるんです…」

 な・ん・じゃ・と~ッ!

 あわててVHSを確認すると、確かに指摘のとおりでした。本編が106分で終わって、もう一度最後の4分間が繰り替えされています。(ああ…最初に全編確認しておけばよかった(涙))

 ラストのBGMが、心なしか少しスローで半音低いような気が…

 半音低い?

 いや、二回目のラストのBGMが正常で、一回目のラストの音程が半音あがっているのです。つまり本編はPALからNTSCに変換したマスターに違いないのです。これでは今回のデラックス版には適しません。しかも、110分のNTSCマスターのコピーに、わざわざPALマスターからのNTSC変換映像(106分)を上書きしてしまったようです。

 すぐさま権利元に連絡し、状況を伝えます。「よっしゃ、チェックして110分のNTSCマスターを送っちゃるけん」と歯切れの良い返事。

 ところが、その後しばらくウンともスンとも言ってこない。電話をかけても、回線がおかしいのかうまくつながりません。こういうときは、99%問題が発生しているときです。そのとき、最悪の事態が頭によぎりました。

 もしかして、××××ル××××を××××たんじゃないのか!?

 このあと、史上最凶の悪夢が現実となる!!

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「狼の挽歌 デラックス版」 本日12/26発売!
jacket 「狼の挽歌 デラックス版」が本日発売となりました!

 高画質&ワイドスクリーンの全長版「狼の挽歌」を、ぜひお楽しみください!! 

 う~ん、マンダム

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プロフィール

Author:キレイン
このブログでは、『狼の挽歌 デラックス版』の詳細な情報をお届けします。

ブログ運営:「狼の挽歌 DE」DVD発売委員会

ブログ管理:㈱フィールドワークス

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