狼の挽歌 デラックス版 DVD オフィシャルブログ
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マスターを探せ!(その5) 非常識な提案
 ウィリアム・ラスティグ氏の提案とは、以下でした。

「PALマスターをNTSCに変換すると同時に、元のランニングタイムに伸ばす!」

 それ、ダメだと思うよ、ビル…

 PAL方式は25フレーム/秒で、NTSC方式は30フレーム/秒です。通常の変換作業では、1秒間に25フレームで再生されているものを30フレームにするので、アクションなど動きの激しい場面では、輪郭がぼやけて残像のようなもの出ます。

 そして、本コーナーで前にも説明しましたが、PAL圏の映像マスターは1秒間25フレームで、フィルムからのテレシネの場合、1秒につき1/24秒ずつ短くなります。ラスティグ監督の言うように、ランニングタイムを元のランニングタイム=フィルムの上映時間に戻すには、PALマスターの1秒分を、(1+1/24)秒としてNTSCに変換しなければなりません。通常の変換でも残像が出るのに、さらに引き伸ばせば、残像どころか、画質がさらに劣化するのは確実です。音も伸ばすので、こちらも影響がありそう。

 「いや、大丈夫だ。AnchorBayのDVDのマスターも、そうやって作ったんだ」

 え? いま、なんつった?

 「権利元がネガからテレシネしたPALマスターを、こちら(アメリカ)のラボで徹底的にレストアし、それを元の上映時間に伸ばして変換した。修正済みのPALマスターとNTSCのコピーは、そのとき権利元に戻した。だから、PALマスターを出してもらえれば、こちらのラボで元の上映時間のNTSCマスターを、もう一度作ることができる。画質や音質が心配なら、AnchorBay版DVDか、BU社版のDVDを見てみればいい

 はい、見てみます。

 BU社のDVDの画質・音質は、全く問題ありません。アクションシーンでも映像の残像は出ず、エッジもシャープなまま。通常のPAL→NTSC変換した画質どころか、どうみてもNTSC用にテレシネしたマスターとしか思えません。

 「で、どうすんの? 作業は3営業日ほどでできるけど」

 お願いしますm(_ _)m

 権利元からPALマスターを、指定のラボに送ってもらうと、5日後にNTSCのデジベが到着しました。
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テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

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[2012/11/21 13:52]
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